渋沢葬儀安置とは

渋沢葬儀葬式

安置とは、臨終から葬儀の日まで、ご遺体を保管しておくことを言います

病院で亡くなる人が8割を超える(厚労省)と言われていますが、病院の霊安室に遺体を安置しておける時間は数時間ほどで、遺族はお葬式の手配よりも先にご遺体の安置場所を決めなければなりません。

死亡後、24時間以内は蘇生する可能性があるため、最低24時間以上の安置が義務付けられています。死後24時間以内は火葬してはいけないという法律があります。

安置と共に葬儀を依頼することになり、葬儀屋さんが用意する寝台車に乗せて病院から直接安置所へ故人を搬送します。自宅へ故人を迎えることができないと事前にわかっている時は、前もって依頼する葬儀屋さんを決めておくのがおすすめです

自宅へ故人を連れて帰る場合のメリットは、最期の時間を家族でゆっくり過ごせる点です。費用がかからないことも大きいです。

斎場の安置は、訪問客があってもご近所を気にする心配がないという利点がありますが、費用が掛かりことを頭に入れておきましょう。

どこの安置先でも15,000~20,000円が目安です。自宅の場合、搬送料とドライアイス代だけで済むので費用の負担が軽くなり、30,000円くらいが予算となります。

斎場・葬儀社の場合は施設によって面会室利用料がかかる場合もありますが、75,000~130,000円が相場となります。民間の安置施設は施設利用料やドライアイス代が比較的かからないので、50,000円程度が予算となります。

費用は遺体の状態によっても異なりますが、闘病によるやつれや事故による遺体の損傷などもキレイに修復することができるのが特徴です。日本遺体衛生保全協会の規定で50日以内に火葬することが義務付けられていますが、長い期間安置しなければならない時は、エンバーミングの検討が必要です。